
UltraSuperNewはミズノと共に、大阪で生まれたブランドがどのようにファッション、音楽、体験を通じてグローバルに自己表現できるかを探る、複合的なカルチャープロジェクトを展開しました。ミズノのヘリテージと大阪の精神性を起点に、ビジュアル表現から没入型イベントまで、プロダクト・場所・人をつなぐ一貫したカルチャーストーリーを構築しています。「Osaka Collection」のビジュアル撮影から、Amsterdam Dance Event期間中に開催されたSOHO Houseでのイベントに至るまで、それぞれを単発の施策としてではなく、連続するひとつの物語として設計。大阪が持つエネルギーや姿勢、リアリティを、現代的かつグローバルな文脈へと翻訳しました。UltraSuperNewは、クリエイティブディレクション、制作、カルチャーキュレーションを通じて、ミズノがスポーツの枠を超えた存在へと進化していくプロセスを支援。本プロジェクトは、ブランドのルーツを大切にしながら、世界へと開かれた新しいカルチャー表現の可能性を示す取り組みとなっています。
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「Osaka Collection」において、UltraSuperNewはブランドのルーツを現代的な視点で再解釈するビジュアル撮影を企画・制作しました。大阪の街の日常風景や質感、飾らないエネルギーから着想を得て、この都市が持つ静かな強さとリアリティを表現しています。大阪の風景をそのまま写すのではなく、その背景にある精神性を捉え、グローバルな視点で再解釈したビジュアル表現を構築しました。スタイリングやロケーション、構図に至るまで、ミズノのヘリテージを尊重しながら、スポーツの枠を超えたライフスタイル・カルチャーブランドとしての進化を反映しています。UltraSuperNewはクリエイティブディレクションから撮影設計、現場での進行までを一貫して担当し、大阪の都市性とミズノの先進的なデザイン思想を結びつける統一感のあるビジュアルストーリーを構築しました。本プロジェクトは、「大阪で生まれ、世界へ広がるミズノ」というブランドストーリーを視覚的に体現するものとなっています。
- PROJECT -
ADE期間中、UltraSuperNewはミズノの新たなカルチャー表現を発信するため、Soho House Amsterdamにて大阪のアンダーグラウンドシーンをテーマにした没入型イベントを開催しました。 USNが提案した「Osaka Underground」を軸に、日本文化と現代的なクリエイティブエネルギーを融合させた世界観を構築し、DJ陣のキュレーションに加え、ミシュラン星付きシェフ Stephan Hentschel 氏を招き、その場で仕上げるラーメンや日本食を提供しました。さらに、宝酒造、Rinji、Suntory などのパートナーとも協働し、音楽・食・ドリンク・空間が一体となる多層的な体験をデザインしました。 こうした体験を実現するため、USNは出演者やパートナーとのやり取りを行い、会場づくりの主要な演出面をサポートしながら、コンテンツ制作を含むイベント運営全体を統括しました。 本イベントは、スポーツブランドとしての歴史を持つミズノが、音楽・ファッション・文化領域へと拡張していく姿を象徴する場となり、ADEでの存在感を大きく高めました。